指導者を取材 攻撃理由は?(2023年5月25日)
テレ朝 2023/05/26
ロシアとウクライナの国境の町をテレ朝 2023/05/26
“反プーチン”を掲げる組織が攻撃してから2日。
何が目的の攻撃だったのか。
作戦を知る関係者をウクライナの首都キーウで
取材することができました。
『自由ロシア軍団』の指導者・イリヤ・ポノマリョフ氏です。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「自由ロシア軍団は4大隊から構成されています。
ロシア義勇軍団は1大隊。すなわち全部で5大隊だ。
事実上、2日間で2つの小さな部隊が、
ロシア軍が9カ月間にわたり、バフムトで制圧した領土より、
ずっと大きな領土を制圧しました」
いまも、ロシア軍が制圧を試みるバフムトよりも、
広い地域を押さえているとしたうえで、
ウクライナ軍との関係について、こう話します。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「両部隊は、ウクライナ軍の一部である外国人軍団の所属です。
ウクライナ軍の合意のうえで、戦闘任務を実施しています」
ウクライナ側は、今回の攻撃への関与を否定しているものの、
自分たちはウクライナが持つ「外国人部隊」の一部だと明言しました。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「私たちにはウクライナ軍と同じ装備が支給されています。
ただ、ハイテク装備ではなく、消耗品が与えられます。
戦車やハイマースなどは、当然、もらっていません。
今回使った戦車や装甲車は、すべてロシア軍から奪ったもので、
それらをわが部隊の兵士たちが乗っていたのです」
本当だとすると、気になるのはウクライナの“反転攻勢”との関係です。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「(Q.この作戦はウクライナによる反転攻勢の一部か)
国境がしっかり守られていないことを証明することで、
国境が守られていないことを証明し、ロシア軍を国内に
移動させるのが狙いです。
ウクライナ軍の反転攻勢の手助けとなり、
損失を減らすことに貢献できます」
その影響か、ロシア国内は混乱の度合いを増しています。
白煙を上げるロシア国防省の建物。
ロシアが占領するクリミア半島にかかる橋からも上がっています。
攻撃には、ロシア国内に向けた目的もあったといいます。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「政治的な目標に重点を置いています。
『レジスタンスが存在している』『勝つことができる』
『領土を解放することをロシア人に見せつける』
『プーチンには安定した安全保障ができないことを知らしめる』。
重要な目標が達成できました」
先日、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、こう述べました。
ウクライナ・ポドリャク大統領府顧問:
「彼らは“権力の垂直構造”を失いつつある。
ロシア国内でパニック気運が増しているため。
私たちは、ロシア領土を攻撃する必要がない。
ロシアはすでに自らロシアを攻撃しているからだ」
「ロシアは内側から崩壊する」。
今回の“越境攻撃”は、その序章でもあったのかもしれません。
ロシア側は、70人以上を殺害し、鎮圧したとしていますが、
地上からの侵入を許したことで、
ロシアの足元が揺らいだことは間違いありません。
『自由ロシア軍団』指導者のイリヤ・ポノマリョフ氏:
「政権にもう一つ大きなひびを入れた。
他国の領土を占領するどころか、
自国の領土を防衛できないと証明したのです。
(政権は)終わりに近づいている。
我々の課題は、それに備えることです」
(C) CABLE NEWS NETWORK 2023
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
※以前からBS・TBS730で
紹介されておりました。
ウクライナ軍側に参加している
ロシア国籍のロシア人部隊。
いよいよ規模が大きい行動をされ、
日本でも大きく報道されています。
越境攻撃とよばれ、批判的な論調が多いのですが
私からみたら、これは日本で議論されている
敵基地攻撃という、自衛権の範疇に入るでしょう。
という認識です。確かにこの報道をみて
面食らったのは確かですが、
ここは、ウクライナ軍側の大規模攻勢の
前哨戦として見てかまわないと思います。
いろいろ批判的な意見はありますが
彼らの行動と言動は
在日ロシア人、とくに反戦の立場をとる
ロシア人にとって、これほど勇気と希望を
与えてくれるものはないでしょう。
どうだと、胸アツな気分を感じたのも事実です。
彼らに、これからも
活躍してくれることを祈ります。
要衝バフムトのウクライナ軍指揮官を
独自取材「これはワナだ」その戦術は?
“越境攻撃”ロシア自由軍団とは?
日テレ 2023/05/25#深層NEWS #日テレ #BS日テレ
▼ロシア本土攻撃“反プーチン”武装組織
「ロシア自由軍団」「ロシア義勇軍団」とは
▼非正規部隊が関与?
“越境攻撃”ロシア・ベルゴロド州
▼独自取材バフムトの現実…
ウクライナ軍指揮官が証言
「絶え間ない肉弾戦」
▼「ワグネル」が公開 プリゴジン氏
露国防相を“罵倒映像”
▼プリゴジン氏「バフムト撤退」なぜ?
(2023年5月24日放送
BS 日テレ「深層NEWS」より)(c)NTV
【ゲスト】
渡部悦和
(元陸上自衛隊東部方面総監)
山添博史
(防衛省防衛研究所米欧ロシア研究室長)
【キャスター】
右松健太(日本テレビ報道局)
【コメンテーター】
伊藤俊行(読売新聞編集委員)
【アナウンサー】
郡司恭子(日本テレビ)
https://www.nhk.jp/p/ts/KQ2GPZPJWM/
#ウクライナ #ロシア #プーチン #武装組織 #工作員
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#義勇兵 #国境 #NHK #キャッチ世界のトップニュース
ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の州知事は
ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の州知事は
22日、ウクライナの工作員が州内に侵入して戦闘が起き、
死傷者がでていると発表しました。
ウクライナ政府は関与を否定する一方、
ウクライナ側に立って戦う、ロシア人などの義勇兵を
名乗る2つの組織がSNSでロシア領内に入って
戦闘を行っていると主張しています。
国営ロシアテレビによりますと、ロシアのプーチン政権は、
国営ロシアテレビによりますと、ロシアのプーチン政権は、
この戦闘について、ウクライナ側から侵入した工作員による、
一般住民に対するテロ行為だとしたうえで、
工作員70人以上を殺害し、
装甲車などを破壊したと主張しています。
武装組織は何者なのか?
今回の侵入に関与したと見られているのは、
武装組織は何者なのか?
今回の侵入に関与したと見られているのは、
「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍」を名乗る、2つの組織です。
いずれも、メンバーはロシア人などで、
ロシアのプーチン政権を批判しています。
またいずれも、去年、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めた後に、
またいずれも、去年、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めた後に、
結成されたと言われています。
つまり、“ロシアの反体制派の武装グループ”といえます。
一方で、メンバーの人数は分かりません。
2つの組織の政治的な姿勢には違いも。
「自由ロシア軍」について、BBCは、
つまり、“ロシアの反体制派の武装グループ”といえます。
一方で、メンバーの人数は分かりません。
2つの組織の政治的な姿勢には違いも。
「自由ロシア軍」について、BBCは、
「侵略に反対し、政治的には自分たちを
中道派だと位置づけている」と伝えています。
一方で、「ロシア義勇軍」については、エコノミストは、
一方で、「ロシア義勇軍」については、エコノミストは、
「極右の政治思想に傾倒し、ロシアのネオナチ主義者も
含まれている」としています。
情報は錯綜し、まだはっきりしないことも多い、武装組織。
今回の侵入の目的などを、別府 正一郎 国際記者が解説でお伝えします。
【出演者】別府 正一郎 国際記者
【放送情報】NHK 総合 毎週月曜~金曜 午前10時5分
情報は錯綜し、まだはっきりしないことも多い、武装組織。
今回の侵入の目的などを、別府 正一郎 国際記者が解説でお伝えします。
【出演者】別府 正一郎 国際記者
【放送情報】NHK 総合 毎週月曜~金曜 午前10時5分
キャッチ!世界のトップニュース
https://www.nhk.jp/p/ts/KQ2GPZPJWM/
世界各国はきょう、どのようなニュースを伝えているのか?
世界各国はきょう、どのようなニュースを伝えているのか?
ひとつのニュースでも、国が違えば視点も変わってきます。
日本時間の深夜から早朝にかけて次々と入ってくる
世界の18の国と地域、21の放送局のニュースをお伝えし、
キャスターが詳しく解説。
世界の最新ニュースをキャッチする国際ニュース番組です。
ウクライナを防衛するため2022年3月に結成されたウクライナ軍の軍団である。
ロシア軍からの離反者の他、元々軍隊に所属していなかったロシア人や
ベラルーシ人の義勇兵で構成されている。この軍団は袖章として
ロシア国旗ではなく、白青白旗を使用している。ウィキペディア
モットー: ロシアのために!自由のために!
ドンバスの戦い (2022年); コジンカの戦い
規模: 500人以上
※実は今回のロシア領内での出来事がおきる約一年前
「自由ロシア軍団」について紹介されておりました。
BSフジプライムニュースの反町さんは、ウクライナ軍側に立つ
ロシア人をきちんと伝えず、先入観でもってうがった見方をされ
残念におもいます。ロシア軍から転向されたロシア人が
中心のようです。
ウクライナ国防省情報総局によると、ウクライナ軍に投降した
ロシア兵100人以上がウクライナのために戦うことを志願し
「自由ロシア軍団(Freedom of Russia Legion)」を
結成したことを発表しました。
彼らは既にウクライナ軍の指導のもと
西側の武器の扱い方を学び、訓練を受けています。